私が悩んでいたのは、乾燥肌です。北海道に住んでいますが、冬は冷たい北風が強く吹きつけてくるので、特に頬の乾燥が気になります。コロナ禍でしょっちゅう手をアルコール消毒するので、ひどい手荒れにも悩んでいました。
私が実践したスキンケア方法は、夏場はベタベタするからと敬遠していた、夜のお手入れの最後に使う保湿クリームを、冬場はほんの少し、朝にも薄く肌に伸ばすようにしました。目の周り、ほうれい線は、さらに少しだけ重ねました。手に残った化粧品は、手によくすりこみました。
私が「夜の仕上げ保湿クリームを朝にも少しだけ塗る」という方法を実践してどうだったかというと、自分としては、乾燥を少し防ぐことができた感覚がしたので、結果としてやって良かったのではないかと思います。量の調節が難しく、「今日はちょっとべとついてる」ということがあったので、目の周りがよれていないかのチェックは、割と頻繁にしていました。手荒れについては、(手洗いの回数が多いので)ほぼ変わりませんでした。
「夜の仕上げ保湿クリームを朝にも少しだけ塗る」方法をおすすめしたい人は、保湿美容液や乳液、オイルでも乾燥を感じる方です。ただ、体調や、温度・湿度によって、どうしてもべたつきを感じることがあるため、べたつきを感じるのが苦手な方や、夜用の化粧品を朝のお手入れにも使うことに抵抗を感じる方には、おすすめしません。
これからこの方法を実践してみようかな、と思ってくださった方も、まずは、少なすぎるくらいの量から肌に塗布することをおすすめします。そして、夜用化粧品は、夜に使用することを前提として作られていますので、長期的には行わず、他の方法も模索しつつ取り組むのがよろしいかと思います。個人的には、睡眠時間を長めにとるように心がけたところ、肌の乾燥が少し改善されたようです。化粧品以外のところにも目を向けると、効果的ではないでしょうか。