久しぶりに友人に会い、積もる話をしていたとき「最近、川土手をランニングしてるんだ」と言ったのでどこの川土手?と聞くとうちの近所でした。私もそこを運動しながら歩いているので、会わないもんだね~と話が弾み、そのまま話は運動時のファッションへ。友人はおしゃれなランニングウェア。対して私は動きやすいダボッとした軽い素材のボトムスに厚手のジャンパー、マスク姿という端から見ると性別不能な格好で歩いています。これには訳があって、以前歩いている時に見知らぬおじさんが後ろにいるなと気付いていたのですが、私が止まると止まり、歩きだすと歩くのです。不審に思い、人が多い道にわざと入り歩いていくと付いてきました。仕方ないのでどうにか巻こうと小走りでショートカットをして家まで戻ろうとしたところ、どの抜け道を使ったのか、ヌッとあのおじさんが数メートル先に現れました。これは自分の思い過ごしではないことを確信し、帰宅を諦めそのまま大きいスーパーへ。汗だくで恥ずかしさもありましたがその時はそんなことを言ってはいられず必死でした。ようやくおじさんが来ていないことを確認し、家まで遠回りして帰りました。そんなこんなでこういうおじさんファッションをしているのだと伝えたところ、友人が「え、まじで。ランニングやめるわ」と一言。なんか悪い事したなと思うのでした。